DA BLACK HOLE SUPER TECHNIC 奥義大全

What is DA BLACK HOLE ?

DAブラックホールは、ダイアモンドアプリコット電話研究所の山崎はるか氏が開発した、電話回線解析ソフトウェアです。
同社のOS(DACAS)で動作するDOS版として1994年に発売されたのが最初で、1996年にWindows95のDOS窓に対応したラッピング版「ブラックホール」・1998年1月 Windows版として正式発売した「DAブラックホール」と、とても歴史の長いソフトウェアです。

DAブラックホールは、プロトコルアナライザーの要素と、ラインコンディションアナライザーの要素が複合した秀逸な回線検査ツールであり、同社では“解析装置”という位置づけで販売しています。

 基本的には「技術者」のための道具であり、普通のノートPCにFOMA/3G携帯を繋げるだけで動作する可搬性の高さから、キャリアの技術者やコールセンターのIT・CTI/IVR担当者にたいへん重宝され、この分野でこのソフトを知らない人は まずいないでしょう。
(私の知る限り、SBテレコム・NTT・KDDIの主要3キャリアでもグロス単位で採用されています)

 ¥24,800~¥37,800という、このての業務アプリケーションとしては 1/10以下のケタ違いに安いのも、個人業の多い工事担任者らに根強く支持される理由のひとつです。デジタル工担(DD種)受験対策の予備教材に利用されている場合もあります。

 キャリア関係者だけではありません。
このソフトを使えば、子番号探索やキャリアの判別、輻輳ポイントの検知など、かんたんな手順で視覚的な表示が行えるため、電話マニア やチケットマニアにも相当の人気があるようです。

 一方、 技術者向けのソフトという性格にて、取り扱い方法の説明は同社のオンラインヘルプでは詳しくなされていますが、活用方法は明示していません。
 素人には活用方法がわからず、そのためかラジオライフ(三才ブックス)や電話の本(同)で、「裏活用」などの企画で毎年のように特集企画 の解説記事が組まれています。
それらの記事が実質的には一般人にとっての ‘マニュアル’ となっているのが実情です。
(雑誌流通の資料を見ると、DAブラックホールを記事にした雑誌は瞬間的に1万部程度伸びるようです)

 それら書籍情報にくわえ、このページが、そういった方々における、DAブラックホール活用の一助となれば幸いです。

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