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ナンバークリーニング (アウトバウンド用)

シーケンサー機能を使えば、アウトバウンド用 販促データの生成・クリーニングを行えます。


● ナンバークリーニングとは、
・・自社が保有する顧客リストに掲載されている電話番号
・・特定の範囲の番号 (例)03-1234-5***
の有効性・属性を横断的に確認し、無効となった(なりかけている)番号を抽出する作業のことです。
コールセンターのテレマーケティング業務では、一般にアウトバウンドと呼ばれる販促業務に必要な処理となっています。

DAブラックホールの「シーケンサー機能」を 使えば、かんたんなナンバークリーナーとして、低コストで アウトバウンドデータのクリーニングを行えます。
●インクルード機能を用いることで、まったくゼロからの有効番号リストの生成も行えます。
●さらに、マクロやコマンド起動など、マニュアルに記載されていない裏機能が隠れており、これを用いると本格的な自動処理 ・アウトバウンド用データの自動出力・CTIシステムへのデータ自動引渡しが可能です。
 
注意喚起

DAブラックホールで、アウトバウンド データを取り扱う際、インクルード機能やシーケンサー機能 をよく用います。その際、かならず 184 をつけて 非通知状態で行ってください。→ 参考




1 . 基本操作
 
プレーンシーケンス・基本です。


テキストエディタで、次のようなファイルを書き、シーケンサーで読み込ませると、順次解析します。
 

03-1000-0000
03-2000-0000
03-3000-0000
03-4000-0000
03-5000-0000

 

このように自動解析されます。


この他に、シーケンサーファイルに記述できるものとして %ではじまる マクロコマンド があり、次のようなコマンドが公開されています。
 

#  ← コメントアウト

#       FW Forwardの値を指定・変更

%FW 184

#       BK Backsの値を指定・変更
%BK /001

#       WAIT x秒間 待機
%WAIT 15

#       LOOP x回 先頭に戻る
%LOOP 1

#       SHELL 外部コマンド、外部実行ファイルを呼び出す
%SHELL notepad

この コマンドのうち、末尾の %SHELL コマンド は、たとえば 終了時にブラウザを呼び出して音を鳴らすなど・・・といった用い方があります。

 しかし、これは隠しコマンドに対する「伏線」です。


2 . 自動エクスポートコマンド
 
自動的に解析結果を 外部出力することができます。


シーケンサーの隠しコマンドとして、エクスポートコマンドがあります。

〔裏シーケンサーコマンド〕
# データエクスポート
%DATA_EXPORT ファイル名

# 解析結果消去

%DATA_CLR


● テキストエディタで、次のようなファイルを書き、シーケンサーで読み込ませてください。
 

03-1000-0000
03-2000-0000
03-3000-0000
03-4000-0000
03-5000-0000
%DATA_EXPORT c:\test_exp.csv
%DATA_CLR

すると、解析が終わると、指定したファイル名でエクスポートされ、解析結果もクリアできます。


 応用
 
他のソフト(アプリケーション)にデータを渡す。


●アプリケーションを指定して 開くことも出来ます。
これにより、出力したデータを他のアプリケーションに渡すこともできます。
 

03-1000-0000
03-2000-0000
03-3000-0000
03-4000-0000
03-5000-0000
%DATA_EXPORT c:\test_exp.csv
%DATA_CLR

%SHELL notepad c:\test_exp.csv

この場合は、解析が終わり次第、結果を ノートパッド で開きます。


 


〔他のアプリケーションとの連携〕
このようにDAブラックホールは、自身の機能を「解析精度」「速度」に特化することにより、他のソフトやツールとの連携を考慮した設計になっています。
また、逆に 他のソフトウェア( CTI / IVR システム)に組み込まれることも想定されています。

次の項では、他のアプリケーション・ソフトウェアから呼び出される例です。


 


3 . 組み込み(ステルス起動)
 
他のアプリケーション・ソフトウェアから DAブラックホールを呼び出す。


   DAブラックホールは、外部アプリケーションからの起動にも対応しており、他のアプリケーションの内部機構としてラッピングすることもできます。

 

DAブラックホールの実行ファイル・またはショートカットに、先ほどのシーケンサーファイルをドラッグアンドドロップします。

すると、起動スプラッシュ が表示された後、いつもの解析画面は一切出ずに、 c:\test_exp.csv が生成され、



SHELL コマンドが実行されます。


コマンドライン上でも、実行できます。

> DABlack.EXE  test.txt

としても 同様の動作をします。


〔ライセンス上の注意〕

 
サポートに問い合わせましたところ、
・自社で開発したソフトに組み込み、自社内で使用する場合は、ライセンス上の問題は発生せず、連絡も不要
ということでした。

 問題は、組み込み状態として 第三者に販売する場合、 DAブラックホールのライセンスは開発元が購入・所有したまま 、ライセンス管理も開発元が行うことが条件となるようです。(DAブラックホールはライセンス認証のパス入力が必要であるほか、実際の利用者にコンプライアンス上の問題が生じた際に、責任を巡ってトラブルのもとになるからだそうです)
ただし、納入先の了承があれば、ライセンス名義の書き換え手続きは可能とのことです。

 組み込み(ラッピング)で 第三者に販売する際には、
・当社と簡単な契約書を交わしていただくこと
・他者の知財には充分配慮してください
といった注意がありました。



 
 

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